上の図は、「日経ものづくり」誌の以前の読者アンケート調査で「ヒット商品を生み出せない理由は?」として開発担当者やマネジメント層が回答した項目(図の左側)と、それら対してどの体系的開発手法(QFD、TRIZ、TM: タグチメソッド)が有効か(図の右側)を示したものです。
このアンケート結果からも明らかなように、ヒット商品を生み出すためには、商品企画力と技術開発力が必須です。そして注目すべきは、両者が“車の両輪の関係”にあるということです。
いかに商品企画が優れていても、技術開発によりそれを実現できなければ、”絵に描いた餅”に終わってしまいます。
逆にいかに技術開発力があっても、優れた商品企画を通して商品として顧客に価値を提供できなければ、ヒット商品は生まれません。
QFDは、顧客の声(VoC)を出発点とする「徹底的な顧客視点に立った、ニーズドリブンな商品開発」を実践するプロセスです。
QFDの品質表作成過程は、企画部門と技術開発部門が情報交換し円滑なコミュニケーションを図る「場(機会)」として機能します。「顧客のニーズ → 提供する商品の品質企画 → それを実現するための技術課題」という一連のプロセスが可視化され、上述の「車の両輪の関係」が共有されるようになります。
さらに、TRIZによる技術開発力の飛躍的向上とセットで、連戦連勝の仕組みづくりが可能になります。
本セミナーでは、QFDによる商品開発のプロセスを身近な事例で紹介し、従来の商品企画との違いと有効性を体験していただきます。
※ 同業他社、個人事業主の方の参加はお断りしております。
ヒット商品を開発したいと思っている方
市場に期待以上の感動を提供したい方
開発工程の手戻りを極小化したい方
開発のリードタイムを短縮したい方
セミナータイトル | 顧客のハートをくすぐる商品を生み出すための QFDセミナー |
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日時 |
9月22日(月)16時~17時 10月20日(月)16時~17時 11月17日(月)16時~17時 |
参加費 | 無料 |
定員/実施形式 |
・各回20名/オンライン開催(Web会議システムZoomを使用) ・準備品: Web会議のリンク情報は、事前にご案内します |
内容 | ・商品開発における課題 ・品質の2元性:狩野モデル ・QFD:品質機能展開とは ・QFDによる商品企画プロセス |