革新的な製品やサービスを生み出し続けるためには、
の二つが欠かせません。
実績ある体系的な製品開発手法の連携と、このページで紹介する支援ソフトウェアを活用して、エンジニアの「課題の発見(企画構想)」と「課題の解決(技術開発)」を支援するのが、私たちIDEAの「i-Advanced TRIZ」ソリューションとコンサルティングプログラムです。
例えば、イノベーション支援ソフトウェア「Goldfire」を使えば、社内・社外に蓄積された膨大な情報・知識から、業種や専門分野を跨いで課題解決のヒント、競合他社の技術動向や顧客企業の課題、社内の過去の開発知見や不具合情報などを、従来なら考えられないスピードと範囲で探し出し、開発テーマの創出や技術開発に活用することができます。
TRIZ発想支援ツールの「IDEA-TRIZ Toolbox」は、発明的問題解決理論「TRIZ」の中でも最も活用頻度の高いツールをWebアプリとして提供します。エンジニアはTRIZの強力な発想ツールを活用して、妥協なく問題を解決するためのアイデアを出すことができます。
課題分析ソフトウェア「iQUAVIS IDEA Package」は、”「機能」で考える”ことで、製品・技術・工程や、顧客の行動・ニーズの本質を理解し課題を分析するツールです。開発テーマの探索から、商品コンセプトの検討、技術課題の解決、コストダウンやリスク問題の解決など、製品開発プロセスのあらゆる段階での、エンジニアの「考える/発想する」タスクを支援するソフトウェアです。
このページでは、i-Advanced TRIZのこれらの支援ソフトウェアをご紹介します。「解説を読む」をクリックすると各ツールの詳細説明のページに移動します。
Goldfireは、ユニークな意味検索テクノロジーと信頼性の高い情報コンテンツに基づいて、社内・社外に蓄積された膨大な情報から、エンジニアの「知識の発見」を支援。
製品開発プロセスの様々な段階での「知識に裏付けられた分析、発想、意思決定」を加速します。
IDEA-TRIZ Toolboxは、TRIZの代表的な発想ツールである「40の発明原理」と「システム進化パターン」を、IDEAの豊富なコンサル実績とノウハウに基づき使い易く実践的にカスタマイズしたツールです。Webアプリケーションなので、PCとブラウザさえあれば、TRIZの強力な発想支援ツールにすぐにアクセスできます。
iQUAVIS IDEA Packageは、”「機能」で考える“目的別課題解決プログラムを実践するための支援ソフトウェア。開発プロセスの多様な課題を、効率良く解決すると共に、課題解決の思考過程・判断情報をしっかりと見える化し、課題解決を通して得られた知見・ノウハウを蓄積・共有できます
「自社製品の新しい用途を開拓したい」、「自社が保有する技術や素材を活かせる新しい事業を創出したい」…。多くの企業が目標として掲げながら、具体的な成果が出せずに悩んでいる課題ではないでしょうか?
シーズドリブンQDは、自社の材料や技術シーズの機能・特性を生かせる事業機会(用途)を広範囲に探索し、優先度の高い用途で“勝つ”ための開発コンセプトをつくる体系的なプロセスです。
ユーザの要望を反映して新製品を開発したのに、いざリリースすると市場の反応はいまひとつ、すぐに価格競争に陥ってしまう…。そんな悩みはありませんか?
QFDは、顧客にとって魅力的で、競合とも差別化できる、そんな「断トツ」商品を生むためには、どのようなニーズに着目して顧客価値を提案すべきか。その価値を実現するための開発仕様と技術課題は何かまでを、体系的なプロセスとツールで考える手法です。
QFDは、ヒット商品が生まれない、開発が遅れる…その原因となる3つのギャップを解消します。
魅力的で差別化された「断トツ」の開発を目指しても、課題を解決するための発想が狭くて、結局代わり映えのしない製品に落ち着いてしまう…。
そんな悩みを抱えているのなら、TRIZは強力な武器になります。
従来の技術やアイデアの延長線上で考えても高い目標を実現できないとき、TRIZは、先入観や特定の業界の知識に囚われることなく、課題解決のアイデアを広げるための体系的なツールとプロセスを提供します。
TRIZを使いこなせると、従来なら「絶対無理」と諦めていたような課題にも、システマチックなやり方で挑戦できるようになります。
「断トツ」に繋がるような新しい課題解決策を創出できたら、その新しいコンセプトを具体的な設計に落とし込む必要があります。
しかし、新しい技術を製品に取り入れるとき、従来の経験値に基づいて設計したり評価するだけでは、品質問題を招くリスクが高くなります。
タグチメソッドの「パラメータ設計」は、市場で不具合を起こさないように、製品機能の安定性を設計段階で確保しようとする設計手法です。
新しい技術を採用する際にタグチメソッドを活用すれば、ノウハウの蓄積のない革新的なコンセプトであっても、合理的に信頼性の高い設計として具現化できます。
QFD-TRIZ-タグチメソッド(TM)の3つの手法を連携することで、製品開発における「企画構想 → 課題解決 → 信頼性設計」のプロセスを、合理的で体系的なやり方で効率良く進めることができます。
製品開発プロセスの各段階で、開発者・技術者は様々な課題を解決する必要があります。しかし、課題解決のための「分析力/発想力/構想力」は、未だ多くの企業で、経験や勘といった個人のスキルに依存しているのが現状ではないでしょうか?
IDEAの“「機能」で考える”目的別課題解決プログラムは、製品開発プロセスで取り組むべき様々な課題(目的)を、合理的、創造的、効率良く考えるための体系的アプローチです。課題解決スキルの個人依存を脱却し、組織的なスキル・プロセスのレベルアップが可能になります。