自社の技術が活かせる場所を世界中から探す
こんにちは、IDEAの前古です。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が猛威を振るっています。
何が心をざわつかせるのか・・・それは不安と心配
・底が見えない影響力への不安
・いつまで続くかといった心配
残念ながら、私たちIDEA社では新型コロナに対しての最善の対処法は見いだせません。
新型コロナウィルスに関しては一日も早く不安と心配が取り除かれる日を祈るばかりです。
しかし、我々の本業である企業の課題に目を向けると、同じような事象がすでに起きているのかもかもしれません。
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企業は多くの不安と心配に直面しています。
ここになら最善の対処法を見いだす方向性を示せるかも。
例えば、言われて久しい「自動車業界で今起きている100年に一度といわれる変革期」。
電気自動車化・自動運転化といった近い将来に来るであろう、明らかに見えている事象。
これって、自動車メーカ・部品サプライヤにとっては
・どこまで何に影響するのか
・それがいつごろ起こるのか
それこそここ数年身近に感じてきた不安と心配です。
しかし、すでに見えてきているこの事象には、今後起きること想定されていることに関して自分たちの立ち位置を予測できるはず。
見えないわからないという新型コロナとは違うわけです。
もっとも正しく予測しないと意味はないわけですが・・・
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不安と心配を取り除く確度の高い予測とは何でしょう?
現状に目を向け、何がどう変わりそうか、何が必要で何が必要なくなるのかを把握し、できることを(得意技)はっきりさせ、まだ見ぬ期待している人や欲している人に何を届けられるか見つけることにほかなりません。
とはいえ、できることがまとまらない。
期待している人欲しっている人が見つからない。
そのことが、不安と心配を取り除けない理由かと思います。
マーケティングの世界では様々な方法論があるものの、方向性が見いだせてもそれが正しいのかどうか、これがまた不安になる。
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しかし今、弊社が提唱する「シーズドリブンQD手法」で、自社の先々の可能性についてアイデアとコンセプトを数日間で作り上げられます。
これまでに考えていなかった新しい用途の探索、従来マーケットを超えた新規事業機会の探索が可能になります。
シーズは自社にある特長(材料・技術・特性など)そのもの。
これを機能に展開し徹底的に棚卸して平易な言葉で表してみる。
〇〇を△△できる、難しい技術の言葉でなく、誰もがわかる機能の言葉に表します。
ニーズは世の中で〇〇を△△したい、できたらいいなぁといった声。
それは思考を巡らせてもなかなか思いつかないけれど、ネット上にデジタルデータで記され様々な言語であふれんばかりに存在している。
シーズドリブンQDは、その両者を”お見合い”させることで成り立つのです。
「自社の保有機能 × ネット上の期待の言葉」は驚くほどマッチングするのです。
こららのことをあちらは知らない、逆もまたしかり。
そこは重要なヒントの宝庫であり、情報を”お見合い”させることで生まれる新たな道なのです。
前古@IDEA