コラム

クライアント企業と様々なプロジェクトに取り組んできたコンサルタントのコラムの他、
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突然ですが、問題です。 ”創造性”の反対語はなんでしょう?



こんにちは、IDEAの片桐です。

今回のお話は「創造性」についてです。


突然ですが、問題です。「創造性」の反対語はなんでしょう?


私は数年前までメーカーの開発部門で、新製品の企画、開発、研究、マーケティングなどをやっていましたが、いつも経営陣からは、もっと創造性の高い仕事をしろ、画期的な製品を開発しろと言われていました。


しかし、実際にそんな新製品の企画を提案しても、本当にできるのか?本当に売れるのか?本当に儲かるのか?
といった漠然とした不安からくる質問の集中砲火に曝され、合議制のもとでは予算がつくことはほとんどありませんでした(根回し、裏工作に奔走して何とかする政治力の世界)。


また、担当者にしてみれば創造性豊かな仕事は多くの時間と空間を使うため、一般的な目標管理制度の下で評価されることはありませんでした。
その結果、新製品と言っても既存製品の少しだけ改良、他社製品の模倣テーマが多くなってしまいます。


辞書的には「創造」の反対語は「模倣」、この問題の正解ではありますが、上記のことを考えると、その背景に真の原因が潜んでいる気がします。
誰もが本当は創造的な仕事をしたいのにそれが出来ない根本的な要因があるのではないかと・・・


 ということで正解は、
「創造性」の反対語は「生産性」です
(異論があるとは思いますが)。


特に開発、生産、を一つの会社で行っているメーカーにとって、創造性と生産性を両立することは不可能と思えてきます。


2006年、こんなジレンマに悩んでいるときに出会ったのが、QFD、TRIZ、タグチメソッドなどの体系的手法、およびこれらを一気通貫で適用する新製品開発プロセスです。


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これら体系的手法とその適用によって「創造性」と「生産性」を両立して、画期的な新製品を造ってみよう!というのが全ての始まりでした。


私のコラムは、このあたりのお話を中心に、思いつくがまま四方山話的にいきたいと思いますので、よろしくお願いします。



  創造性”と”生産性”を交互に繰り返しながら、 テクノロジーは進化する | 株式会社アイデア 技術システムが進化する過程における、「創造性」と「生産性」の関係とは? 株式会社アイデア



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片桐@IDEA

片桐 朝彦
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