コラム

クライアント企業と様々なプロジェクトに取り組んできたコンサルタントのコラムの他、
体系的な製品開発手法やイノベーション支援ソフトGoldfireの活用のヒントをお届けします

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Goldfireのナレッジナビゲータ| エンジニアが持つべき切り口(着眼点)から情報・ナレッジにアクセスする


​​​​​​​​​​​​​​鹿倉プロフィール


こんにちは、IDEAの鹿倉です。


今回のコラムでは、​​​​​​​知識検索ソリューション Goldfire(ゴールドファイヤー)のユニークな「ナレッジナビゲータ」機能により、エンジニアの皆さんが、どのように情報・ナレッジにアクセスし活用できるようになるかを紹介します。



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”知らなかった”、”気づかなかった”、”知るべきことがどこにあるか分からない”


  • 注目する技術に関する開発動向、
  • 競合やマークしている企業・業界における技術開発の動向、
  • 自社の顧客がどのような課題の解決に取り組んでいるか、
  • 技術課題を解決するためのヒント、
  • そして”社内にあるはずの”過去の類似した開発案件や不具合対策事例における知見など...

エンジニアがこれらの情報・ナレッジをタイムリーに獲得し活用できるか否かは、開発プロジェクトの成否や、業務の効率に大きな影響を与えます。

しかし現実には、社内や社外にいかに多くの情報が溢れていても、エンジニアが「知りたいこと、知るべきこと、欲しい気づき」にアクセスするのは容易ではなく、情報やナレッジの収集・整理には膨大な時間が費やされています。

“知らなかった”、“気づかなかった”、“知るべきことがどこにあるか分からない”...
そんな現状が、エンジニアの生産性を損ない、さらには新しい製品・技術・事業といったイノベーションの創出を妨げる要因にもなります。



ナレッジ活用の難しさ




「”探しているもの”を探す」 と 「”認識していなかった新しい気づき”を得る」


私たちが何か情報やナレッジを求めるとき、つぎの3つのような状況があると思います。

  • 探しているものが分かっていて、とにかく早くそれを探したい
  • 探したいことは分かっているが、それがどんな情報やナレッジとして存在しているかは分からない
  • いま探していること以外に、どんなことも知らなければいけないか(知っておいた方がいいか)が分からない


開発や設計に取り組む際、また顧客に何か提案したりする際には、 探している(と認識している)情報やナレッジに早く辿り着けるだけでなく、いまの時点ではまだ認識していない、しかし有用な新たな気づきを得ることも大切です。そしてそのどちらの場合でも、どのような”切り口(着眼点)から情報やナレッジを探すのかがカギとなります。

「〇〇に関する過去の開発プロジェクトで、どのような課題があったのか、どのような問題が生じたのかを参考にしたい」、
「△△に関する評価試験を実施したことがあるか、あるならそのときの条件や評価結果を知りたい」、
例えばそんな情報やナレッジを探すとき、どこを探しに行きますか?どのようなクエリ(キーワード)で検索しますか?

さらに今はまだ自分が探していない(=探すべきとは認識していない)情報やナレッジに気づくためには、何をどう探せばよいでしょう?

適切な「探し方(切り口)」を考えることは簡単ではありません。
特にその対象領域について予備知識が少ないとき(=知識の土地勘がないとき)は、どういう切り口から探せばいいか見当をつけづらいでしょう。

またそうした「探し方」の得手不得手には個人差があり、人により探すのに時間がすごくかかったり、時間をかけたとしても探せない、そのため探すことを最初からあきらめてしまう、そういうことにもなりがちです。



Goldfireのナレッジナビゲータ: エンジニアなら”調べるべき・調べたい”、そんな切り口(着眼点)から誰もが情報・ナレッジをリサーチできる


元々Goldfireには、意味検索テクノロジーに基づいて、ユーザーの質問(クエリ)に対して回答となる情報をピンポイントに検索できる「Q&Aテクノロジー」という機能がありました。例えば、Goldfireで「防水性能が低下する原因は?」というクエリで検索を実行すると、膨大な情報から数秒以内に「防水性能の低下の原因」に関する情報だけを抽出して、回答候補(ここでは「原因」)をリストアップしてくれます。

しかし、この情報を調べた人がもう少し気をきかせて、「防水性能が低下すると、どこでどんな影響があるか?」や「防水機能を実現するために、他にはどんなやり方があるのか?」まで調べるかどうかは、個人のスキルや経験にかかってきます。

そこでGoldfireの開発元では、大口のユーザー企業を中心に、エンジニアがGoldfireを使ってどのようなことを調べているか、調べようとしているかを調査しました。その調査結果は、エンジニアであれば「こんなことを調べる必要がある、こんなことも知っておいた方がよい」、そんな「エンジニアなら持つべき切り口(着眼点)の共通項」となりました。

その「エンジニアなら持つべき切り口(着眼点)の共通項」を実装したのが、今のGoldfireの「ナレッジナビゲータ」といわれる機能です。

例えばGoldfireで「高吸水性樹脂」というクエリを実行すると、

  • 高吸水性樹脂の種類、
  • 高吸水性樹脂にはどのようは特性があるか
  • 利点・欠点、不具合
  • 使われている用途や場所、
  • 製造方法や条件、
  • 高吸水性樹脂の機能や効果、など

予め定義されている数十種類の切り口で「高吸水性樹脂」に関する情報・ナレッジを自動的に集め、情報・ナレッジのカテゴリー毎に整理して表示してくれます。

ナレッジナビゲータを使えば、効率良く対象テーマの関連情報・ナレッジを俯瞰し、知識武装することができます。たとえリサーチの対象が馴染みの薄い領域のテーマであっても、短時間で“知識の土地勘”を獲得できます。



Goldfireのナレッジナビゲータ



「組織知」と「外の知」の探索・獲得を支援する


技術開発や製品開発を担う皆さんの部門では、社内で培われてきた知見やナレッジを活用して、より無駄なく効率よく、そして効果的な開発を進めることが求められるでしょう。

しかし、企画や開発段階で”知らなかった、気づかなかった”ことにより、品質問題が起きてしまったり、プロジェクトのスケジュールや利益に影響を与えるような開発の手戻りが発生してしまったり、そんな苦い経験があるのではないでしょうか?

また皆さんの会社でも、中期経営計画などを見れば、「既存事業分野で起きている変化に対応して、将来に渡る競争力強化を図る」、「既存事業以外に、新たな収益の柱となるような新規事業を創出する」、多くの企業でそうした目標が示されていると思います。

開発部門には、そうした変化や未知の領域を見据えた開発テーマの創出や先行技術の弾込めが求められることになります。それらを実現する「主役」となるエンジニアには、社内の既存ナレッジや情報といった「組織知」の継承と活用だけでなく、皆さんにとって未知の異業種や異分野の「外の知」に晒されること、そうした外の知を獲得し活用できることも求められています。

Goldfireのナレッジナビゲータは、そうした社内の組織知の共有・活用と、未知のナレッジの探索・獲得・活用を支援する、エンジニアにとって心強い「知識の案内役」です。


鹿倉@アイデア


Goldfireのナレッジナビゲータが
どのようにエンジニアの情報・ナレッジ獲得を支援するか
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鹿倉 潔
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